ブログやオウンドメディアでSEO対策をして上位表示を狙いたい場合、必ず狙っているビッグキーワードがあると思います。
しかし、ビッグキーワードは競合が強くなかなか上位表示を狙うことは難しいでしょう。
そこで次に考える戦略としてはビッグキーワードに関連キーワードを含めたスモールキーワードやロングテールキーワードからまずは上位表示を狙いたいということだと思います。
ビッグキーワードでは無理でもある程度狙いを絞ったニッチなキーワードなら競合の数が少なくなるので上位表示が出来る可能性がぐっと高くなります。
目次
関連キーワードを選定できる無料ツール
では実際にスモールキーワード（またはロングテールキーワード）で上位表示を狙いたい場合、関連キーワードはどのように絞り込めば良いのでしょうか？
Googleサジェスト
いちばん簡単な方法はGoogleサジェストを利用することです。 Googleで何かを調べる時にこのように次に来るキーワードを予測して予め表示してくれるサジェスト機能があります。
これはより多くの人が調べている関連語が表示されるようになっています。
例えばあなたが東京の観光名所をピックアップするメディアを運営していた場合、サジェストから着想を得て「東京タワーのライトアップが綺麗に見えるホテル10選」のようなタイトルで質の良い記事をユーザーに提供するとします。 すると「東京タワー」という単体キーワードでは競合の強さから上位表示が難しいとしても「東京タワー + ライトアップ」や「東京タワー + ホテル」、あるいは組み合わせた「東京タワー + ライトアップ + ホテル」などのキーワードから検索流入者数アップが見込めることになります。
Googleサジェストでは、その時に一番ニーズがある関連語を見ることが出来るので非常に参考になるでしょう。
ただし、一度に表示できる関連語の数が限られているので大量の関連キーワードをリストアップしたい場合には向いていません。
また、Googleサジェストに表示されるキーワードは人気のキーワード組み合わせなのでそこでSEOを頑張っても競争率次第で上位表示がずっと出来ない可能性があることには注意が必要です。
ちなみに私は関連キーワード選定をしたいときに積極的にGoogleサジェストは利用しませんが、普段から調べ物をするときふとサジェストを見て「いまはこの関連語がニーズがあるんだ」というヒントをもらっています。
ラッコキーワード
かわいいラッコのイラストに癒やされる関連キーワードリストアップツールです。
ベースはGoogleサジェストと同じで人気のある関連後の組み合わせを表示してくれます。 ラッコキーワードでは3キーワードまで関連キーワードを見やすくリストアップしてくれます。
たとえばさっきのGoogleサジェストでは「東京タワー + ライトアップ」まででしたが、ラッコキーワードでは3キーワード目のサジェストもすぐに見ることができます。
こうやって分析をしていくと東京タワーのライトアップについては
- 東京タワーのライトアップを見るのに料金はかかるの？いくらなの？
- 年末年始に旅行に行くんだけど東京タワーのライトアップ見れるかなー？
- 東京タワーのライトアップを写真に納めたい！良い撮影スポットはどこだろう？
というニーズが高いことが分かります。
なのでコンテンツSEO戦略としては「東京タワーのライトアップが見ることが出来るホテル10選」の記事よりも「東京タワーのライトアップを思い出に！撮影スポット5選」のほうがキーワードとしてニーズがあるかも？と予測を立てることが出来ます。
ちなみにこれは余談なのですが、もしあなたが個人単位でブログを立ち上げて運営しているメディアなどの場合は「料金」や「年末年始」などのキーワードはSEO対策の候補キーワードにしないほうが良いかと思います。
なぜかというと「東京タワーのライトアップを見る料金が知りたい」や「年末年始にライトアップしてるのかな？」というユーザーは正確で信頼できる情報が欲しいので東京タワーのオフィシャルサイトや、有名な旅行系メディアを見るつもりで検索する層が多いはずです。
なので、個人メディアはこういう公式な情報が求められるキーワードとの相性があまり良く有りません。なので、無理に狙いすぎず自分のメディアの属性とマッチした関連キーワードを有線候補としましょう。
例えば、あなたがカメラ系のブロガーで普段からカメラのレビューや、カメラの撮影テクニックを紹介している記事を普段から投稿している場合はまさに「撮影スポット」というキーワードはマッチしている関連キーワードとなります。
なぜなら「普段からカメラが大好きな人がオススメする撮影スポットなら信用できるに違いない！」ユーザーに感じてもらえる可能性が高いからです。
